こんにちは、今週は火曜日に出没している田中です。
さて今回は最近いろいろな場面で役に立つ英語の資格について話したいと思います。
英語の資格で有名なものといえば、英検、TOEIC、TOEFLがあります。
もちろんどれにも優れた利点があり、これはだめだというものはありません。
しかし、私は中学生にはTOEICを受検するよりも英検を受検するほうが好ましいと思います。
中学生がこれらの試験を受験する理由としては、高校入試の英語に対応できる英語力をつけるということでしょう。
TOEICではスコア形式なので、合格or不合格というものがありません。
しかし英検では3級以上では1次試験、2次試験があります。
そしてそれぞれに合格or不合格があります。
受検をする人は当たり前ですが、合格をしたくて受験をします。
よほどのことがない限り、勉強をしないで受検日を迎えるということはまずないでしょう。
英検を受検することで学校のテストとは違った本当の英語力をつけることができます。
そして試験に合格するための勉強方法を体に覚えさせることができます。
今の神奈川県の公立高校の入試では英検は評価されなくなってしまいましたが、受験する価値がなくなったということはありません。
むしろ評価されなくなった今だからこそ、入試でしっかりと対応できる英語力を早期に身につけること、そして学校のテスト(教科書の内容の問題)ではない実力問題で結果を残すことが入試の英語で高得点をとることに繋がります。
英検3級を取得することで、公立高校の入試問題の土俵にやっと上ったくらいの認識でいてください。
厚木高校や小田原高校などの上位校に進学したいと考えている中学生は、英検3級レベルでは厳しいです。
上位校を受検する生徒は準2級を取得しておくことで特色検査の問題にも対応できる英語力が身につくでしょう。
最後に、学校のテストで点数が取れたからといって浮かれるのではなく、しっかりと本当の実力が測れる試験に参加することをお勧めします。