皆さん、お久しぶりです。
今日の日中は、昨晩の寒さがまるで嘘のように暖かく絶好のピクニック日和ですね。
さて、今回は久しぶりに英語科の先生らしい記事を書こうと思います。
タイトルにもありますが、October「10月」は中学校1年生で習う単語です。
今回はそれぞれの月の英単語についての話を書いていきます。
January「1月」February「2月」March「3月」April「4月」May「5月」June「6月」July「7月」
August「8月」September「9月」October「10月」November「11月」December「12月」
こう見てみると別に特に何がおかしいのかなんて気にもなりませんよね。
でもこの情報を見ると、おかしいってことになります。
実は、September は本来は、「7番目の月」という意味があり、October の octは「8」をあらわすものなのです。
だから、「タコ」はoctopusなんですね。(タコの足の数は8本)
同様にNovember「9番目の月」、December「10番目の月」という意味があります。
つまり、今とは2カ月ずつずれてしまっているんですね。
何も理由なしにずれるということは、本来ありません。
田中は高校時代の先生に、「July(7月)は、ブルータス、お前もか。で有名な、ガイウス・ユリウス・カエサル(英語読みでは、ジュリアス・シーザー)語源となっていって、August(8月)は初代ローマ皇帝のアウグストゥスが語源になっているんだよ。」と教わりました。
この2人が自分の名前を月の名前にねじ込んだからずれが生じたのかと、高校生の時には思っていました。
しかし、これは間違った解釈でした。
もともとは、1年の始めは3月というのが当時の考えであった。今もこの考えは旧正月といったところで残っている。
当時は、1年というのは10カ月・300日を1年としており、農作業ができない60日ほどは暦そのものにカウントしないとしていたのであり、「存在しない60日」としていた。
当然ながら暦が変化していくうちに、その「存在しない60日」というのが無くなり、新たに11月(Januarius)・12月(Februarius)が加えられた。
そこからまた、現代の暦へと変化をしていく中で、今の形になっていき、Januaryが1月、Februaryが2月となっていったのである。
普段あまり気にしないものを気にしてみると面白い発見があります。
それらの発見は時に、自分の日常を大きく変えるきっかけにもなるので、いろんな人との出会いや、新しいことへの挑戦を大切にして、日々を楽しく過ごしていきましょう。