今日の午前中は、小田原まで、教材展示会に行ってきました。

 

塾で使う教材関連の情報集めが目的ですが、

いろいろなテキストを見ることができて参考になります。

 

大げさに言うと、

世の中のこれからの流れが見えるような感じがするのです。

 

私は、自分でも教材を作りますので、

新しいコンセプトで作られた教材に対しては、敏感に反応します。

同時に、厳しいお客でもあります。

 

「先生、今年度、この教材は~という方針で、新しい内容に変わりました。ぜひご採用ください。」

「うん。なるほど。すっかり新しく変わったね。でも、この作り方って、●●社さんの××という教材と同じだよね。」

「・・・・・・。」

 

つまり、しっかり作りあげたものを見分ける目があるということは、他社のものを追いかけて、そこそこのレベルを目指して作ったものを見抜く力もあるわけです。

 

この場合、

「はい、そうです。でも、先生、うちの教材は ~ という点に配慮して作りましたので、形式としては●●社さんと似ておりますが、使い勝手や力の付き具合が全く違うのです。ちょっとこのページをご覧ください。」

くらいのセールスで返してこなくては駄目ですね。

 

中途半端なものを売っている人のセールスは、売っているものと同じく中途半端であるというケースが多いので、そういう面でも展示会は勉強になります。

 

写真は、I社の担当者と話している伊勢原校教室長。

この記事を書いた人

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緒方克彦
担当科目:英語・国語
担当校:伊勢原校・成瀬校

理系が得意な私は医学部志望でしたが、小学校の教師になるために文系に転向して初等教育学科に進学。なぜか新聞社の内定をもらいましたが、選んだ道は塾講師。それから早30年。人生、何があるか分かりません。だから、若いうちは幅広く勉強することが大切だと思います。いろいろなことを吸収して、自分を磨きましょう。