国語科の緒方です。
今日は、中3のみなさんに、入試の日からさかのぼって、残された「あと58日」という期間をどのように過ごせばよいのか考えてほしいと思います。
2月に入ってから入試までは2週間しかありません。まず、このことをしっかりと頭に入れてください。この期間にラストスパートができないと、最後の伸びが期待できません。ですから2月に入ったらラストスパートができるように、1月末までに基本的な勉強を終えておくというのが「中3生の目標」になりますね。
では、1月いっぱいまでにしておかなければならないことは何かといいますと、最低この2つ、つまり「①基本事項の理解と暗記」「②入試の過去問6年分の演習の完了(必ず2回以上解く)」だと思います。
今から1月末まではあと6週間ですので、この2つのことがきちんと終わるように自分の計画を見直してみましょう。そのためには、毎日、何時間勉強をすればいいのかがわかれば、これからの6週間の過ごし方が前向きに変わるはずです。
また、冬休みが明けた直後に実施する次回の入試模試まで、あと3週間です。前回の入試模試で「自分の弱点と克服する対策」を立てましたか。合格を目指すみなさんにわかっておいてもらいたいのは「この3週間で決定的な差がついてしまう」ということです。とにかく机に向かった時間数に比例して、残酷なほどの差が生まれてしまうのが、この3週間だからです。
家では勉強ができないとか言っている場合じゃありません。やる気にならないなんて甘えている暇はありません。今、全国の中3生が高校に合格するための勉強をしているのです。この瞬間にも、みんなが、おもしろくもない勉強を、眠い目をこすりながら、必死でやっているのです。
負けたくないなら、勝つしかない。勝つためには、努力するしか方法はないのです。
ペンゼミ生には、3週間後に「自分は取り返しのつかない失敗をしてしまった」なんて思ってほしくないです。まずは、毎日の勉強をしっかりと積み重ねましょう。塾の宿題を素早くこなして、入試の過去問を解いてしっかり間違い直しをするだけでもかなり勉強時間が増えると思います。そうやって1週間から10日間過ぎたころには、「自分の生活が充実してきた」と実感できるはずです。そうなれば勉強がさらに前向きに変わるのです。
みなさん、がんばりましょう。
この記事を書いた人
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担当科目:英語・国語
担当校:伊勢原校・成瀬校
理系が得意な私は医学部志望でしたが、小学校の教師になるために文系に転向して初等教育学科に進学。なぜか新聞社の内定をもらいましたが、選んだ道は塾講師。それから早30年。人生、何があるか分かりません。だから、若いうちは幅広く勉強することが大切だと思います。いろいろなことを吸収して、自分を磨きましょう。
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