昨日は、金沢文庫まで日向薬師の三尊像を見に行ってきました。
今、日向薬師は平成の大修理中ですので、本尊が金沢文庫で公開されています。
伊勢原では一年に五日の御開帳の時しか拝めない秘仏ですので、貴重な体験です。
金沢文庫は、京浜急行金沢文庫駅下車、
徒歩十五分。
称名寺の境内にあります。
日向薬師三蔵像は鉈彫りという木目の残る姿をしていますが、
このような仏像が四体以上残る都道府県は、四つ(静岡・神奈川・滋賀・岩手)だけだそうです。
昔は作りかけの放置と考えられていましたが、
仏像の完成後にノミの彫りあとを装飾的につけたということがわかりました。
美しい姿を近くで見られるだけでも素晴らしいのですが、
きちんとした角度(仏像の斜め下・正面)から見上げて仏様と目をあわせることができるのが、
本当にありがたくて嬉しかったです。
この記事を書いた人
-
担当科目:英語・国語
担当校:伊勢原校・成瀬校
理系が得意な私は医学部志望でしたが、小学校の教師になるために文系に転向して初等教育学科に進学。なぜか新聞社の内定をもらいましたが、選んだ道は塾講師。それから早30年。人生、何があるか分かりません。だから、若いうちは幅広く勉強することが大切だと思います。いろいろなことを吸収して、自分を磨きましょう。
最近の投稿
- コラム2018年3月22日「何に」の読み方
- コラム2018年3月16日花粉の飛ぶ時期ですね
- コラム2017年12月6日小学生から英語を始める意義
- コラム2017年11月30日11月の空
コメントを投稿するにはログインしてください。