３か月後の未来

国語科の緒方です。今日、定期券の継続をしました。

３か月継続ですので使用期限は３月３日なのですが、この時期、「３か月後」とか「３月まで」などのフレーズに緒方はとても敏感になります。

高校入試を目標に勉強に励んでいる中３のことを考えると、何とか全員を合格させてあげたいと思うのは私だけではないでしょう。

今から３か月後の３月３日に、中３のみんなと笑っていたい。高校の合格の喜びを共に分かち合いたい。素朴ですが、それが今の私の願いです。

３か月の我慢です。大人の目から見れば、さほど難しくないと感じる保護者様もきっといらっしゃるのではないかと思います。でも、それができない生徒が実に多いのです。まだまだ精神的に幼い中３生にとって、人生で初めての厳しい修行なのですから。

例えば、お父さんやお母さんが禁煙やダイエットをするのと似ていると思います。取り組む人間の全員がうまくいくようなことではないのです。

たとえ人生に関わっていても禁煙やダイエットができない大人がいるように、進路に関わっていても勉強がうまく進まない中３がいるのはおかしなことではありません。彼らは毎日つらい戦いをしているということを念頭において、保護者様はお子さんに言葉をかけてください。

３か月後に自分がどうなっていたいのか。いつもそのことを考えて、毎日を過ごすように私は指導を続けたいと思います。

緒方克彦: 担当科目：英語・国語
担当校：伊勢原校・成瀬校

理系が得意な私は医学部志望でしたが、小学校の教師になるために文系に転向して初等教育学科に進学。なぜか新聞社の内定をもらいましたが、選んだ道は塾講師。それから早30年。人生、何があるか分かりません。だから、若いうちは幅広く勉強することが大切だと思います。いろいろなことを吸収して、自分を磨きましょう。